セディナゴールドカードは海外旅行でバツグンに活躍するカード。
僕自身も、海外旅行で最もよく使っているカードでもあります。
- 海外キャッシング
- 家族特約
が飛び抜けて優れてているカード。
セディナゴールドを使うだけで、一回の海外旅行で5万円以上を得することも珍しくありません。
セディナゴールドカードってどんなカード?
セディナゴールドカードを発行する株式会社セディナ(Cedyna Financial Corporation)は三井住友フィナンシャルグループの傘下のカード会社。
提携や合併を繰り返していているのでカードもたくさんあって、サービスも複雑で分かりづらいのもセディナの特徴です。
セディナゴールドカードは数あるセディナのカードの中でも海外旅行に対してズバ抜けた特徴を持つカード。
僕自身も海外旅行に行く度に持って行くカードで、セディナカードなしでの海外旅行は考えられないくらいヘビーローテーションしています。
分かりづらいサービスのセディナで、セディナゴールドの年会費をゼロにするだけでなく海外旅行の度に何万円も得できる方法を解説します。
海外旅行を充実させるセディナゴールドカードの2つのメリット
セディナゴールドカードを持つメリットは大きく2つで、どちらも海外旅行に関係するものです。
- 家族特約付きの海外旅行保険 – 家族の海外旅行保険もクレジットカードで
- 海外キャッシング – 現地通貨の手数料に数万円の差が付く
海外旅行保険は空港で加入すれば一人4,000円程度はかかります。
家族4人で海外旅行に行く際には1.5万円はかかってしまうものですが、セディナゴールドならほぼ同じ条件の海外旅行保険が付帯します。
アジアエリアへの旅行であればセディナゴールド1枚で最低限の補償額は確保できてしまいます。
また、アメリカエリアやヨーロッパエリアでも、家族特約が付帯するクレジットカードを数枚持っておけばOKです。
海外キャッシングはセディナを持つ最も大きなメリット。
一回の海外旅行で数万円の節約ができることも珍しくありません。
僕のまわりの旅行好きに聞いてもほとんど知っている人はいません。
なのですが、年に何度も様々な国(通貨が違う国)に出かける人は当たり前のように使っている方法になります。
1.家族特約付きの海外旅行保険で得をする
家族特約とは、カード所有者の家族でも海外旅行保険が適用されるしくみ。
海外旅行が付帯するクレジットカードの中でも、一部のカードにしか付帯していないレアな契約条件です。
また、セディナゴールドカードの海外旅行保険は、
- 補償額の多い家族特約
- 自動付帯
- 家族の範囲が「妻・子供・同居の親・別居の子供」
と条件がカナリ良く、家族特約が付帯するクレジットカードの中でもトップクラスの条件です。
家族特約が付帯していたとしても、保険の付帯条件が自動付帯ではなく利用付帯だったり、家族特約が適用される範囲が子供だけだったりするカードもあるので注意が必要です。
セディナゴールドカードは家族特約が付帯する海外旅行保険カードの中でもトップクラスの条件とコスパを持つカード。
家族での海外旅行の際の海外旅行保険をクレジットカードのみで済ませるためには、まず持っておくべきカードです。
本人 | 家族 | |
---|---|---|
傷害治療保険金 | 300万円 | 200万円 |
疾病治療保険金 | 300万円 | 200万円 |
携行品損害保険金 | 50万円 | 50万円 |
賠償責任保険金 | 5000万円 | 2000万円 |
2.海外キャッシングを使って最安の両替手数料で現地通貨を手に入れる
海外キャッシングとは海外のATMを使って現金をキャッシングをする方法です。
また、海外キャッシングは海外旅行で最も手数料の安い外貨調達方法でもあります。
ものすごくザックリと言ってしまうと、空港や現地の両替所で日本円を現地通貨に換えると6-20%位の手数料がかかります。
何もしなくても10万円が8万円になってしまうという事です。
信じられませんよね。
空港の為替レートは細かい数字と小数点になっているのでよく分からないようになっているんです。
両替所は「手数料」という形ではなく、交換レートを調整することで利益を出しています。
たとえば、羽田空港の両替所で日本円をタイの「タイバーツ」に10万円両替するとします。
この日のタイバーツの相場は、「3.47」です。
両替所では、日本円をバーツに交換するレートは「3.88」なので、10万円が25,773バーツに交換されます。
そして、タイから帰国後にバーツを持っていても使いようがないので、バーツを日本円に戻します。
今度はバーツを日本円に交換するレートなので「3.06」となります。
仮に、現地で1円も使わずに現地通貨を日本円に戻すとすると、25,773バーツは78,865円に交換されます。
交換するだけで10万円が78,865円になってしまうので、21,135円が消えてしまうことになります。
もちろん、ドルやユーロといったメジャー通貨であれば手数料はもっと少なく、往復で6%程度(10万円で6,000円の手数料)なるのですが、それでも手数料だけで数千円が無くなってしまうのはツラいですよね。
そこで、両替の手数料をできる限り抑えるために使うのがクレジットカードで海外のATMを使う、海外キャッシングになります。
海外キャッシングはお得で安全
いくら海外キャッシングが「お得」と言われても、キャッシングとか借金と聞くと「ん?」と身構えてしまうと思います。
なのですが、セディナカードを使ったクレジットカードの海外キャッシングはネットに繋がったスマホかパソコンを使って3-4日程度で返済をしてしまう事ができるので安心です。
金利の計算は日割りになるので、金利はほぼゼロ。
キャッシングの金利は18.0%で、日割りの金利は0.049%(18.0%/365日)にしかならないので、仮に10万円をキャッシングしても1日あたりの金利は49円。
3日で返済すれば金利は150円(0.15%)程度しかかからず、4日で返済しても200円(0.2%)程度の金利です。
また、ネットバンキングができる銀行さえあれば、海外からでも誰でもできるカンタンな手順で返済手続きができてしまいます。
他にも、楽天カードやエポスカードなど、クレジットカードを使って海外キャッシングをすることもできます。
ですが、セディナカード使うのは海外キャッシングの手数料が最も安いのが理由です。
楽天カードやエポスカードでも海外キャッシングを使う事ができるのですが、繰り上げ返済ができない(やりにくい)ので、結果として金利が高くなってしまいます。
そもそも海外キャッシングは手数料はもとより、使ったことを忘れないことが肝心。
でないと、キャッシング(借金)したことを忘れてしまうばかりか、高額な金利を取られ続けることになってしまいます。
- 手数料が最安
- 利用金額がすぐに確認できる
- すぐに返済できる
と、使い勝手と条件が良いセディナカードが、海外キャッシングにはベストな選択です。
セディナゴールドカードの3つ特徴
1.自動付帯の家族特約付き海外旅行保険
セディナゴールドカードは家族全員分の海外旅行保険を自動付帯でカバーする家族特約が付帯します。
一部のクレジットカードには家族特約が付帯するカードもありますが、家族の海外旅行保険として十分に使えるクレジットカードは数枚しかありません。
- 妻・子供・親・別居の子供全員が家族特約の範囲
- 自動付帯
- 十分な補償金額
- キャッシュレス診療
海外旅行保険が付帯するクレジットカードとして押さえておきたい、これらの条件を満たすクレジットカードというだけでかなり稀少(レア)なカードです。
2.マスターカード+Pay-easyの繰り上げ返済で最安の海外キャッシング
セディナゴールドカードを持つなら「マスターカード」のカードブランドがオススメ。
海外キャッシングのレートはカードブランド(VISA、master、JCB)ごとに異なり、その中でも一番両替レートが良いのが「マスターカード」のブランドだからです。
カードブランドごとのレートはそれぞれの会社がその日の為替レートを元に決めており、各社が通貨ごとに違いがあります。
各カードブランドはその日の為替レートを基準に、自社のレートを決めます。
2018-12-25 | レート | 差額 | 率 | 1万円をキャッシングした場合の手数料 |
---|---|---|---|---|
10000 | ||||
為替レート(基準) | 109.60 | |||
VISA | 109.80 | 0.20 | 0.18% | 18.25円 |
master | 109.95 | 0.35 | 0.32% | 31.93円 |
JCB | 109.78 | 0.18 | 0.16% | 16.42円 |
自社レートは基準レートに0.2-2%を足したくらいのものになりますので、0.2-2%くらいがカード会社の為替手数料となります。
日本円をドルやユーロといったメジャー通貨に替える場合には、そもそも手数料が少ないのでどのカードブランドでもあまり差がありません。
ですので、あまり神経質になる必要はありません。
なのですが、タイバーツや台湾ドル、韓国ウォンといったマイナー通貨ではカード会社の手数料が大きくなるためカードブランドごとの差も大きくなります。
たとえばタイバーツを2019年1月15日のレートを見てみると、マスターカードはVISAカードよりも1%以上も安くなっています。
2019-01-15 | レート | 差額 | 率 | 1万円をキャッシングした場合の手数料 |
---|---|---|---|---|
10000 | ||||
為替レート(基準) | 3.35 | |||
VISA | 3.42 | 0.07 | 2.20% | 220.31 |
master | 3.39 | 0.04 | 1.31% | 130.75 |
さらに、海外キャッシングでは返済までの期間が「日割り」で金利がかかります。
ですので、可能な限り早く返済できると余分な金利を支払う必要がありません。
セディナゴールドカードは海外キャッシングを利用してからデータセンターに届くまでが約2-4日と最速。
2-4日後にはセディナカードのアプリ/Webサイトで利用金額を確認できる状態になります。
アプリ/Webサイトで確認できるようになると、「Pay-easy(ペイジー)」というサービスを利用することでその場で支払いをすることができます。
たとえば海外キャッシングで10万円を利用すると、1日あたりの金利は
「10万円×0.18÷365」=「49.31円」となります。
ですので、海外キャッシングを利用後3-4日でPay-easyから支払いをすれば、10万円を借りても150円程度の金利しかかからないという事です。
ところが、セディナゴールドカード以外のカードでは
- 繰り上げ返済をすることができずに通常の支払いサイクル(40-50日程度)でしか支払いができない
- 繰り上げ返済はできるが、海外キャシングの明細が確認できるまでの時間が長い
といった事がほとんど。
つまり、返済までの日数が長くなればなるほど金利がかかってしまうので、ムダな手数料が増えてしまいます。
セディナゴールドカードは
- マスターカードの有利な為替レート
- 最短で繰り上げ返済が可能
なので、海外キャッシングを最も有利に使う事ができるカードということです。
3.ハローキティーの券面
セディナゴールドカードでは、ハローキティーの券面を選択することができます。
キティーちゃんファンだけでなく、ゴールドカードの男っぽい無骨なイメージがあまり好きでない女性には持ちやすい券面デザインも用意されています。
個人的にはあまり魅力は感じないのですが、ゴールドカードはちょっと男っぽい感じがして抵抗がある場合にはよいと思います。
よくある質問と答え
年会費はいくら?
セディナゴールドカードは年会費は6,000円(税込み6,480円)です。
セディナには似たようなカードがたくさんあります。
- セディナカードゴールド – 1,905円
- SMBC JCB CARD ゴールド – 6,000円
- OMC GOLDカード – 6,000円
- Cedyna CF Card GOLD – 10,000円
上記の他にもゴールドカードが12種類以上あります。
似たようなカードですが特典やベネフィットは全く異なるカードなので、注意が必要です。
セディナゴールドカードとセディナカードの違いは?
セディナゴールドカードとセディナカードの違いは、海外旅行保険の内容が異なります。
- 1.家族特約の海外旅行保険
- 2.海外キャッシングの2つを1枚のカードで持てる
のがセディナゴールドのメリット。
海外旅行保険をクレジットカードでカバーしたくて(本人・家族)、海外キャッシングを使いたい人にはピッタリです。
海外旅行保険が必要無い場合には、一般のセディナカードでも海外キャッシングを使う事はできます。
セディナゴールドカードとセディナカードゴールドの違いは?
名前が似ていて混乱しますが、全く内容が違うカードです。
セディナカードゴールド(年会費:1,905円)の方は海外旅行保険として「使えない」カードで、家族特約も付帯しません。
ですので、海外旅行保険は別途用意するか他のカードでカバーする必要があります。
ただし、海外キャッシングでは利用できるカードです。
家族カードは作れる?
1,080円(税込み)で利用可能です。
初年度は本人の年会費だけでなく家族カードの年会費も無料になります。
ポイント還元率はどれくらい?
0.5%です。
還元率自体はあまり高くないので、メインの決済カードは別のカードを利用するのが良いでしょう。
キャンペーンはある?
- 初年度の年会費が無料になるキャンペーン
- わくわくポイントが5,000ポイントもらえるキャンペーン
を実施しています。
セディナゴールドカードの詳細
初年度年会費無料キャンペーン中! セディナゴールドカード | |
---|---|
![]() |
|
特徴 | |
海外旅行保険だけでなく、最も良いレート(両替率)で現地通貨に両替ができるカード。 | |
年会費 | 付帯条件 |
6,000円 | 自動付帯 |
障害治療(家族) | 疾病治療(家族) |
300万円(200万円) | 300万円(200万円) |
携行品(家族) | 損害賠償(家族) |
50万円(50万円) | 5,000万円(2,000万円) |
公式サイトで詳細を確認する | |
ポイント | |
|
|
※本サイトの表記内容は2019年11月現在の内容になります。 正しい詳細に関しては株式会社セディナの公式ページをご確認ください |