クレジットカード付帯の海外旅行保険の利用方法で、旅行前に準備しておきたい利用方法が「緊急連絡先」。
緊急連絡先は海外でトラブルがあった際の保険会社の連絡先。
緊急連絡先は海外の電話番号になるので事前に調べておくのが安心です。
ケガや病気、盗難などの事故に遭ったときにはまず電話することになる電話番号なので、旅行前に調べてメモっておくことをオススメします。
ケガ、病気、盗難などのトラブルに遭ったらまずは電話
旅行先でトラブルに遭ったらマズ電話です。
- ケガして病院の治療が必要なら電話
- 体調が悪くて医師の診療や薬が必要なら電話
- 持ち物が盗まれたり破損してしまったら電話
- 人のモノを壊してしまってトラブルになったら電話
- とにかくよくわからないけどトラブったら電話
です。
海外で予期せぬトラブルに遭うとどうしてもパニックになってしまいます。
ですので、落ち着いてまずは海外サポートデスクに電話です。
事故や相手をケガさせてしまった場合などは、余計なアクションを起こしてトラブルが大きくなってしまう前に電話です。
相手は外人ですし、日本語は通じません。
文化も違うので私たちが持っている常識も礼儀も通用しません。
「One moment Please. I will call my insurance company what to do about it. You can talk to them if necessary then.」(ワン・モーメント・プリーズ。アイ・ウィル・コール・マイ・インシューランス・カンパニー・ワット・トゥ・ドゥー・アバウト・イット。ユー・キャン・トーク・トゥ・ゼム・イフ・ネセサリー・ゼン)
”すこし待っていただけますか?保険会社に電話してどうすべきか確認させてください。もし必要であれば直接話をしてもらうようにします”
と、相手に伝えたうえで、海外サポートデスクに電話です。
クレジットカードが複数ある場合はどこに電話すればいい?
海外旅行保険をクレジットカードで使う場合は、何枚かのクレジットカードを組み合わせて使う事が多くなります。
クレジットカードの海外旅行保険は、保険会社の海外旅行保険と違って補償金額が少ないのが理由です。
そのため、複数のカードをの海外旅行保険を上乗せして合算することで、十分な補償金額を確保します。
では、複数の海外旅行保険用クレジットカードを持っている場合、どのクレジットカードの海外旅行保険窓口に電話すれば良いのでしょうか?
どのクレジットカードの海外サポート窓口に電話をしても、問題なく対応をしてくれます。
あえて選ぶとすれば、補償金額が一番大きなクレジットカードの海外サポート窓口に電話をしてください。
たとえば、セゾンゴールド・アメックスカード、エポスカード、Booking.comカードの3枚を海外旅行保険用カードとして持っているのであれば、セゾンゴールド・アメックスカードの補償金額が最も大きいです。
ですので、セゾンゴールドの海外サポート窓口である「海外メディカルヘルプライン」に電話をする、といった具合です。
主要な海外保険クレジットカードの海外サポートデスク電話場番号リスト
以下は、各クレジットカードの日本のサポートデスクです。
どの国からも確実に電話が繋がります。
ただし、日本への国際電話扱いとなるので海外からの国際電話料金がかかります。
高額な電話代を避けるために、LineOut(ラインアウト)を使ってネット回線経由で海外旅行保険のサポートデスクに電話がかけられるように旅行前に準備をしておくことをオススメします。
200円程度をチャージしておくだけなので、是非やっておきましょう。
カード名 | サービス名 | 海外らからの日本デスク電話番号 |
---|---|---|
エポスカード | エポスカード海外旅行保険事故受付センター | 81-18-888-8808 |
セゾンブルー・アメックス | 海外メディカルヘルプライン | 81-3-3811-8127 |
セゾンゴールド・アメックス | 海外メディカルヘルプライン | 81-3-3811-8127 |
Booking.comカード | 緊急アシスタンスサービス | 81-18-888-9998 |
三井住友クラシックAカード | 緊急アシスタンスサービス | 81-18-888-9998 |
三井住友アミティエカード | 緊急アシスタンスサービス | 81-18-888-9998 |
セディナカード | セディナ保険デスク | 81-18-872-0373 |
主要な海外保険クレジットカードの海外サポートデスクへのリンク
各カードの旅行先ごとの海外サポートデスクは、コチラにまとめました。
カード名の横にあるリンクをクリックして、クレジットカードの海外旅行保険の海外サポート窓口のリストを開いてください。
旅行先の緊急連絡先電話番号を、
- スマホに電話番号登録
- スマホで写真に保存
- メモして財布に入れておく
など、いつでも取り出せるようにしてきましょう。
カード名 | サービス名 | 詳細URL |
---|---|---|
エポスカード | エポスカード海外旅行保険事故受付センター | https://www.eposcard.co.jp/benefit/oversea/accept.html |
セゾンブルー・アメックス | 海外メディカルヘルプライン | https://www.saisoncard.co.jp/pdf/futai_hoken/amex_blue.pdf |
セゾンゴールド・アメックス | 海外メディカルヘルプライン | https://www.saisoncard.co.jp/pdf/futai_hoken/amex_gold.pdf |
Booking.comカード | 緊急アシスタンスサービス | https://www.smbc-card.com/mem/service/li/pop/hoken_assist_list.jsp |
三井住友クラシックAカード | 緊急アシスタンスサービス | https://www.smbc-card.com/mem/service/li/pop/hoken_assist_list.jsp |
三井住友アミティエカード | 緊急アシスタンスサービス | https://www.smbc-card.com/mem/service/li/pop/hoken_assist_list.jsp |
セディナカード | セディナ保険デスク | https://www.cedyna.co.jp/use/hoken/pdf/om_hoken.pdf |
クレジットカードの海外旅行保険を使うときに、電話で伝える事
海外旅行保険の海外サポートデスクは全て、日本語で対応してくれますので安心してください。
ケガ・病気・盗難・破損・事故など、まずはオペレーターに状況をできる限り具体的に伝えましょう。
ケガであれば、
- どこにいて
- 何をしていて
- どんなケガを負って
- どのような状態か
病気であれば、
- どこにいて
- 何をして
- どんな症状か
盗難であれば、
- どこにいて
- 何をしていて
- どのような状況で
- 何を盗られたか
といった具合です。
サポートデスクのオペレーターが一つずつ順番に聞いてくれるので、落ち着いて状況や状態を説明できるようにしておけば大丈夫です。
他のカードも持っている事を伝える
海外サポート窓口に電話をしたときに他の海外旅行保険カードを持っている事を伝える方が話がスムーズに進むことがあります。
それは、保険の補償金額を超えるようなトラブルが起こってしまった場合です。
たとえば、大きな裂傷やひどい骨折といった症状がひどそうなケガの場合、救急車や手術、入院が必要になった場合には病院の治療費はものすごく高額になってしまいます。
すると、1枚のクレジットカードでの補償金額を超えてしまう可能性があります。
そういった場合は、サポート窓口に電話をした段階で、
「別の海外旅行保険も持っている」
事を伝えてください。
そうすることで、複数のクレジットカードの補償額をまとめて使う事ができるようになります。